愛しい人が映った映像と、自分の身体が重なる事にエクスタシーを感じるシーンが痺れる。
写真や映像は写る人を身体から切り離す。私はあなたを所有する事ができるし、あなたを好きな様に何時間でも眺める事がで…
基本的には女性を自分の思い通りにしたいキモ男の話なんだけど、全ての構図が完璧で綿密!見てて気持ちいい!やっぱりアケルマンだ!
男性主人公のキモい部分を描きまくることによって、自由とフェミニズムを伝…
このレビューはネタバレを含みます
男女間ひいては人間同士の分かり合えなさをここまで淡々と冷静に的確に突き刺すように提示されるなんて圧巻だった。
心情が全くセリフで表現されず、行動で捉えられていく。ほぼ表情が変わらないのにそれが伝わ…
自ら囚われにいっている女は実は何物にも囚われていないという、なんとも秀悦なそれ
彼女の歩く影と交差するシモンの影、シモンに邪魔されたドライブをすぐに修正する彼女、とてもすべて書ききれないが、言葉で明…
【不可侵領域】
シャンタル・アケルマン監督の代表作。
〈あらすじ〉
シモンはパリの豪邸で祖母とメイド、そして恋人のアリアーヌと暮らしていた。アリアーヌを心の底から愛していたシモンだったが、その強…
豪邸に祖母とメイドと、恋人のアリアーヌと暮らす青年シモンが主人公。
シモンは強い愛情から彼女のあらゆる場面を尾行する。アリアーヌが自分ではなく女性が好きなのだと疑い始める。軟禁状態のアリアーヌ。
…
どうした?アケルマンの鈍臭さがごっそり抜けてラフマニノフがばっちりハマっちゃう奇跡!全作品観たわけじゃないけども、これが最高傑作になっちゃうよね、どう観ても。魂はシモンでも普段はアリアーヌなんだろう…
>>続きを読む一向に交わらない・交われない平行線の愛が痛々しい。すりガラスの向こうを撫でるあの仕草!ほぼ死姦な睡姦時のクローズアップのスリルも相当。
闇に塗り潰されたベランダに飲まれるスタニスラス・メラール。『ロ…
このレビューはネタバレを含みます
お風呂がえっち。とても官能的🧠
気持ちはわかるんだけどねぇ。行き過ぎているというか。結局囚われてるのはどっちだって感じ🪢
人間少し謎めいた人の方が魅力的に感じると思うんですよ。全てを知りたい気持ち…