シャンタル・アケルマンの作品はそこそこ当たりが多いのだけど、この作品に関しては前作のカウチインニューヨーク同様個人的には好みに合わない代物になっていた。
というのも他の作品以上に言葉の比率が強い特…
スクリーンに映る女の顔を眺め、女を後ろから尾行し、女が寝ている間に愛撫する男は、コミュニケーション不能の主体として強調されているが、すりガラスに隔てられていた男女が唯一切り返しで会話する別れ話のシー…
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プルーストの「失われた時を求めて」が原作だが、アケルマンは現代風にアレンジするというありきたりな再構築だけでなく、物語のメッセージを再解釈して、本当に"物事…
メンヘラ男めんどくせーーーという印象しかなかったのですが、この俳優さん「オルメイヤーの阿房宮」で主演してた人と同じでした…。
綺麗なのに、陰湿な男の役が似合ってしまう人なのですね。
プルーストの…