青いパパイヤの香りの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『青いパパイヤの香り』に投稿された感想・評価

hika
3.9

舞台は、1951年代のベトナム、ホーチミン。
ベトナムの民族楽器をBGMに物語は始まる。

父を亡くした少女ムイは裕福な家庭の使用人として働く。
受け入れ側の家族は、甲斐性のない主人とその母、優しい…

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ノルウェーの森の監督のデビュー作か。

前半が50年代という事だが、ヒエラルキーが有るものの、家父長とは対極の主人が
失踪し、他の家族も使用人に対して柔らかく接していて穏やか。幼子だけが意地悪。
お…

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3.7

下働きの少女・ムイが
奉公先のお屋敷で
働き、出会い、関わり、育ち。

まさに
成長録と呼べる一本。


ベトナムと
フランスの合作、ってのが
めちゃくちゃ「っぽい」んです。

虫やカエルや
葉っぱ…

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neroli
4.8

私が好きなタイプの映画🎬
 
ベトナムは、昔フランスの植民地だったので、フランス感が混じっているのが好きなのかもしれない。
 
実際、当時、ベトナムでの撮影が難しかった為、フランスでセットを組んで撮…

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パパイヤって中身は白?あんなお米みたいな粒がいっぱい入ってるの?オレンジの果肉で、粒は黒じゃなかったっけ?🥭

調べてみたら、完熟する前のパパイヤは青パパイヤと言って、野菜の分類になるのだとか。確か…

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3.0

ベトナム戦争末期のベトナムが舞台。貧しい農村から都会の御屋敷に方向に出された10歳の少女が20歳の女性になるまでが描かれている。淡々とした展開にも拘らず、無駄にBGMが不穏でホーラー映画のようなのは…

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ゆき
3.8

夢物語感

資産家の家に使用人として勤めることになった10歳の少女。彼女の日々を穏やかに描く。

メタファー満載。
アーティスティックな表現をくみ取れるほど繊細な観客ではないが、直接表現よりも好きか…

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サイゴンの奉公先で働く少女。
奉公先の家庭内には色々と問題があるのかもしれないけれど、女主人にも優しくされているし、先輩女中が色々と教えてくれている。
波瀾万丈の某おしんとは大違い。
無言でてきぱ…

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も
4.0

一秒たりとも目を離したくないくらいの映像美。サイゴンの家屋や植物、水気、空気、肌の質感までもを繊細なタッチで逃さず映す。

ムイの汗や水浴び、パパイヤから滴り落ちる液体、水たまりなど、瑞々しい雰囲気…

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言葉少なに、少女目線のベトナムの過去の風景を見せるのは、とても斬新かつ懐かしいという不思議な作品でした

まるでサイレント映画のような言葉の少なさと、画の作り方が面白かった

その代わりに、やや説明…

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