トラン・アン・ユン監督
ベトナム系フランス人
1951年フランス領ベトナム
サイゴン(インドシナ戦争中)
ファン・チャウ・トアン通り
パパイヤの茎から垂れる白液体
食べ物を運ぶアリを見て面白がる…
ポトフ(未見)のトランアンユンの長編デビュー作。
前半は若いムイがある家の使用人になるが、その家では蒸発癖がある父親、そのせいで蟻を虐待する次男や、ムイを見るたびにイタズラを仕掛ける三男と、金持ちで…
屋内と屋外の境目が曖昧な建築を活かした、面格子/壁/植物越しのショットの数々が大変美しく…あとピアノの音も…
あとベトナムでも、タイ料理のソムタムに似た、青パパイヤをスライスして香辛料に漬けたサラ…
今もVHS持っています。見ることはできないけれど。トランアンユン監督の世界観が大好きです。幼いムイがほんと可愛い。青いパパイヤを包丁でサクサクしてみたい衝動にかられました笑 ベトナム家具の素敵さや、…
>>続きを読む鳥、虫の声、生活音から東南アジアのジメジメした空気が画面から伝わってくる。
台詞がほとんど無く、画で魅せていく、久しぶりに良作に出会えた気がした。
理解が追いつかない部分もあったのでもう一度観て…
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