2本目、真っ黒なヒジャブを被り自転車を漕ぐ女性の大群と並走してくる馬。風に靡くヒジャブのシルエットが印象的。ずっと自転車を漕いでるだけなのカッコいいし、地に足がついたらそこで終わる。途中に出てきた看…
>>続きを読むその土地に根付いた古い価値観に抑圧される2人の女性と、自分を縛るルール(=年長者の存在)がないためタガが外れたように爆買いする老婆。
人生に残された1時間の外出、保守的な親族からの逃亡(自転車と馬…
数々のメタファーがバチンとハマっている印象。
少女→成人→老人と全体の進行方向が人生そのものを感じさせる。
2話目の自転車の話が特段よかった。
気の遠くなるような一本道で、己の意思を持って漕ぎ続ける…
生まれた時からほとんど決められている暮らし。
不自由さや理不尽がたくさん詰まってた作品。
それでもこれから進んでいく未来や、過ごしてきた時間の長さに想いを馳せてみることにした。
ここの島はとてもき…
このレビューはネタバレを含みます
イスラーム映画祭9にて
イランの短編映画の大傑作
少女、嫁いだ女性、老いた女性の3部作から成る
セリフは少なめで、とにかく印象に残る演出と映像の巧みさが素晴らしい
画力のみで、イラン、イスラムに…
イラン国内のイスラム教徒の女性の一生を三部構成で語られています。
とにかく女性の生きにくさを描いた作品。
冗談では済まされない、冗談ではないけど、冗談のように描かれた、冗談としか思いたくない。
20…
このレビューはネタバレを含みます
マルズィエ・メシュキニはモフセン・マフマルバフの後妻(事故死した先妻はマルズィエ・メシュキニの妹(!)のファテメ・メシュキニでサミラちゃんの母。ハナちゃんの母はマルズィエ)
(イスラーム映画祭9)…
第57回(2000年)ヴェネチア国際映画祭最優秀新人監督作品賞(UNESCO Award)受賞。
イスラーム映画祭@元町映画館にて鑑賞
マルズィエ・メシュキニ監督の初監督作品。脚本・助監督は、プライ…