このレビューはネタバレを含みます
画面奥、明かりの中で眠る少年の前景で、影になっているおたね(飯田蝶子)。
「お前のお父っつあんも不人情な人だよ。大工さんなら、今時、どこ行ったっていい働きがあるだろうにさ。
何も子どもの一人ぐらい養…
幸平の押しつけあいをしていたシーンは、全然紳士ではなかったけど、おたねが彼に愛情が芽生えるシーンはとても良かった。子ども嫌いな人もいるとは思うが、一緒に過ごすと愛情がわくと思う。
笠智衆が歌うシー…
戦後の間もない日本。行き場を失った孤児たち。
でも、大人たちも自分のことで精一杯。
それでも付いていくしかない子どもたち。
こんな話はごまんとあったんだろうな。それをこのタイミングで映画にするって発…
こんな地味なビジュアルのふたりで、こんな素晴らしい作品を……の衝撃にいまも浸ってる 星の王子さまを初めて読んだときと同じ涙 戦争について徹底的に語らせず、大人たちの失われた余裕と捨てられた子どもたち…
>>続きを読む1947年公開
小津作品戦後一作目
作品内に映るものが日本の戦後昭和の風景
令和を生きる我々には同じ日本なのに非現実的に見える
子供達は何も悪くない
他人の喜びを自分の喜びとして感じる事がどれだ…
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