北野武監督の『菊次郎の夏』は、母に会いに行く少年と、ダメ中年の菊次郎が旅をするロードムービー。騒がしくてしょうもないやり取りの中に、不思議な絆と温かさが芽生えていく。
物語は大きな起伏こそないが、…
すがすがしい〜〜
音楽が心地いい〜
以前、TV番組「水曜日のダウンタウン」で
らっきょさん(じゃない、名前ど忘れ^_^)が
出演した企画に本作の音楽が使われているのを見て、
また見たくなり視聴し…
面白いじゃねぇか、バカヤロー!って言いたくなる映画だった。菊次郎のデタラメさに笑いながら、時々見せる不器用な優しさに心をつかまれた。夏の旅の記憶って、こんな風にバカみたいで、でも忘れられないものなん…
>>続きを読む【失敗作ではないが】
(以下は1999年にロードショウを鑑賞した直後のレビューです。)
北野武の新作。
子供を主人公にした映画は基本的に失敗しないが、大成功(興行的な意味ではなく)も難しいという…
夏休みという期限付きの神話を「行きて帰し物語」として語る。
夏休みは冒険だし、新学期を始まった後に周りの同級生が大きく見えたりするのはそれぞれが「行きて帰し物語」としての夏休みを過ごして成長してい…
タケシ映画って、ビートタケシ色強め映画と、北野武色強め作品があると思ってて、前者はお笑い芸人としてのニュアンスが強くて、脚本にもかなり影響が反映されて、よくも悪くも映画っぽさがなくなる傾向があって、…
>>続きを読む正男のひと夏の大冒険!道中で出会う人達と菊次郎の掛け合いが面白い。たまに挟まれる久石譲の音楽が心に染みる。本当に久石譲は天才。小学生の頃過ごした夏が懐かしくなったな〜 当時はそこまでの暑さじゃなかっ…
>>続きを読む映画監督としてのタケシの凄さに脱帽した。
映画のリズム、画、台詞回し、もうどれをとっても魅力的。
タケシの演じる主人公がなんと言っても愛おしい。
狂ってるダメ男ではあるけれど、人間らしく、人情味の…