[] 70+10点
1975年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。実在の毒舌スタンダップコメディアンのレニー・ブルースを描いた一作。元妻やマネージャーへのインタビュー、彼女の回想、ダスティン・ホフマン…
レニーのステージは、だいたいにおいて含蓄がある。学校や公園でしゃべってるわけでもないし。
汚いことをやっているのはどちらか。
形式を守るより、誠実に向き合ってくれれば、正しさが伝わったのでは。
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「スィート・チャリティー」「キャバレー」のボブ・フォッシー、3作目の監督作。スタンダップ・コメディアンの話だったので、ミュージカルを期待していただけに、驚きの作品。ダスティン・ホフマンのパワフルな演…
>>続きを読むコントラスト強めの白黒映像と、ジャズのリズムに乗せたシャープな演出が印象的。実在のスタンドアップコメディアンの伝記で、関係者のインタビュー証言(という体の)映像と、それに関連した様々な時系列のレニー…
>>続きを読む「皮肉なことにレニーの言葉は、現代ではさほど重罪ではない」というラストの台詞がこの映画のやるせなさの全てである…。それも、ただやるせないだけではここまでがっかりした気持ちにはならなかったと思うが、ひ…
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スベっているのかウケているのか分からないトークを軸としてレニー・ブルースの人生が紐解かれていく。今の時代だと作れないような変わった構成。ドキュメンタリータッチながら時々バキバキに決まったショッ…