無防備都市の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『無防備都市』に投稿された感想・評価

マニャーニがトラックを追ってたら撃たれて吹っ飛ぶとこをよく覚えてるって友人に言ったらドン引きされた。
oto3x3
4.0

ロッセリーニの、『神の道化師
フランチェスコ』や『殺人カメラ』を観てから、今作をいよいよ観たのだが、イヤ、堂々たる映画でした。
強いメッセージ。抑えていても力強い俳優の演技。物語も面白い。ちょいちょ…

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命も愛も信仰も、容赦なく、呆気なく終わる。
syc9b
4.7

肉体は滅ぼせても、魂は滅ぼせない。

【感想】
イタリア・ネオリアリズモが本当に好きだ。
有機的一体性を保持した上で、緻密に、あるがまま描かれる劇的なモチーフ。別の時代の別の国の人間に自分が反射する…

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バーグマンを虜にして、アメリカを棄て、イタリアへ走らせたというこの映画をようやく観た。
ここには、良く出来たお話などではなく、切れば鮮血が噴き出す人間たちがいる。

プリーモ・レーヴィが残した言葉、…

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金井
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この頃から敵のセンチメントを描く試みを通して観客の解放、真実のみを芸術としたロッセリーニのイズムが見られる(これは彼の恐怖と体験の葛藤の上に失敗しているが)それに信仰による人間の進化も
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『戦火のかなた』(1946)
『ドイツ零年』(1948)
『神の道化師、フランチェスコ』(1950)
『殺人カメラ』(1952)
『ヨーロッパ一九五一年』(1952)
『イタリア旅行』(1954)…

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tomoko
4.7

「祖国と自由のために、彼らは戦った――そして死んだ。」
「これは、真実を映したフィルムである。」
「ローマは降伏しても、人間の魂は決して屈しなかった。」
「戦争が終わっても、この映画の叫びは終わらな…

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様式(スタイル)と姿勢(スタンス)。その兼ね合いから生まれる語り(ナラティブ)。

映画史それ自身にほとんど関心はないなか、しかし、なぜフェデリコ・フェリーニは、異様にも感じられるあのような作品を撮…

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3.5
好きな人を奪われて追いかけていただけの、女が射殺される、戦争とは何が正義かわからなくなる恐ろしさ。

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