「娘には良い縁談を」と考えていた父親の前に突然娘と交際している男が現れて婚約の話をされ、何の相談もなかったことを腹を立てた父親は・・・みたいなストーリー。
小津安二郎、初のカラー作品。
正直、全体…
小津安二郎監督が手掛けた初カラー作品。
戦後日本の変わりゆく価値観の中で、年頃の娘を抱えた父親の葛藤を描いています。
緑などのくすんだ寒色系をベースに、随所に入れた赤の差し色がとても美しかったで…
久々に再観賞、多分3回目🎬
小津初カラー作品📺
小津安次郎 脚本、監督作品
大手企業の常務である平山渉(佐分利信)は旧友の河合(中村伸郎)の娘の結婚式に同期仲間の三上(笠智衆)が現れない…
小津安二郎監督初のカラー作品。
端正な形式の上に生じる反復とズレのリズム、アクセントの赤色が効果的な色彩、小気味良い京都弁の台詞などが特徴的な一本。
山本富士子と有馬稲子が若い未婚女性同士で同盟…
小津49作目にして、初のカラー作品(アグファ)。里見弴の映画のための書下ろしが原作。野田高梧と小津は別に脚本を書いている。内容は中流家庭の娘の結婚(有馬稲子と佐田啓二)。大映から山本富士子が出演。
…
ただ寂しいだけなんだ。娘が嫁に行くことが。でも正直にそう言うことはできず、ペテンにかけられ、矛盾を指摘されて逆ギレする父親の、なんと哀しく滑稽なことだろう。東京物語にも通じる、親が子に対して持つ割り…
>>続きを読むいつの時代も娘を心配する父。
矛盾してしまう愛情。
でも相手がいないよりいるんだからいいじゃない、と自分が親に与えてる心配と違う点は苦笑するしかない…
歯を出しながらしゃべるおばさん親子のキャラ…
そうか、これが小津安二郎監督の初カラー映画作品なのか。
《クラシック映画観ようぜ》Part.Ⅱ、Vol.8。
これを入れて、あと3本。今回は結構バランス良く色々と観れてきた気がする。
クラシック…