大戦の敗戦を受け止め、それを再生の糧に礎にして、次世代の若者たちに新たな日本を作っていってほしいと願う漢たちの話。
重厚で濃厚で熱くて漢くさくて青くさくもあるあの長編原作小説を、どうやったらわずか…
ファンタジー要素と実写映画の掛け合わせの難しさを改めて感じた作品。
役者人は豪華で演技はいいんですよ。美術の細々とした部分も、あり得ないものを魅力的な形で出してて、楽しめる。
ただ、作品のキモ…
原作が面白く本作も観たはずだがどちらも時が経ち内容覚えていなかったが、当時の技術としては頑張っていた映像かなと。
役所広司の演技はやはり凄く説得力があったが、いろいろ突っ込み所多すぎていまいち入り込…
福井晴敏氏の原作『終戦のローレライ』の、長い長い物語を、二時間強の尺に収めた樋口監督の力技はなかなかもんではなかろうかと。脚本家の力量?
いずれにせよ、福井作品の映像化の中ではかなり良いものに仕上…
指揮系統絶対の組織ではなく、義侠的共同体としての旧日本海軍潜水艦部隊。ファンタジーな存在のかれらが、これまたファンタジーな政治的・軍事的状況に直面する過程を、潜水艦ローレライという「方舟」を舞台に描…
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