三次元の動きをスマートに収めた撮影が印象的。シンプルなのにすごく動きを感じせる点が実は物語と相性抜群なのかも。あと単純に洗練されてて格好良い。
ドロドロしてない淡い心情の移ろい、観てて歯痒いけど澄ん…
決定的な恋のカタルシスが絶たれることで、強引に日常に引き戻されるのがいい。何かを察して「長い旅から帰ってきたんだね」と言った夫の言葉も素晴らしい。
おしゃべりババアに「死ねばいいのに」は笑った。ス…
どちらも幸せな家庭があったから不倫ではあるんだけど、淡い恋心であり、どろどろさがまったくない。
ローラの味方になると、医師アレックの押しが強く負けちゃったようにみえる。
ローラにとってアレックは若…
デビッド・リーン監督というだけで観る価値のある一本。
物語の展開や列車を使った演出の巧みさ、そして「どうやって撮っているのかわからない」ほど洗練されたカメラワークに、改めてリーンの手腕を実感しまし…
このレビューはネタバレを含みます
🐻❄️🐻❄️🐻❄️🐻❄️🐻❄️
『逢びき』―つかの間の出会い
映画『恋におちて』の原点ともいえる作品『逢びき』を鑑賞しました
監督は、『アラビアのロレンス』や『旅情』などで知られる名匠デ…
ノエル・カワードの戯曲「静物画」を、カワード、リーン、ロナルド・ニームが脚色、リーンが監督した。お互い伴侶のいる身でありながら愛し合ってしまった恋。列車、映画館、ボートなどの使い方が印象に残る。セリ…
>>続きを読む『アラビアのロレンス』や『戦場にかける橋』など、大作のイメージが非常に強いデヴィッド・リーンの初期監督作品。ですが上映時間で言えば86分と控えめ。
不倫を軸にしたメロドラマですかねこれは。
上品…
このレビューはネタバレを含みます
目に砂が入っただけで、一生に一度の恋が始まり、
肩に手が触れただけで、永遠の別れとなってしまう。
彼らの人生にとって決定的に楽しかった瞬間、しかし不倫関係だから死ぬまで隠し続けないといけない…