映画は、日常の隙間に生まれる静かな情感を描いた作品。会社員の妻である主人公は、毎週木曜に近郊へ買い出し出かけるという決まりきった生活を送っていたが、ある日、目に入った砂を医師に取ってもらったことをき…
>>続きを読む三次元の動きをスマートに収めた撮影が印象的。シンプルなのにすごく動きを感じせる点が実は物語と相性抜群なのかも。あと単純に洗練されてて格好良い。
ドロドロしてない淡い心情の移ろい、観てて歯痒いけど澄ん…
決定的な恋のカタルシスが絶たれることで、強引に日常に引き戻されるのがいい。何かを察して「長い旅から帰ってきたんだね」と言った夫の言葉も素晴らしい。
おしゃべりババアに「死ねばいいのに」は笑った。ス…
どちらも幸せな家庭があったから不倫ではあるんだけど、淡い恋心であり、どろどろさがまったくない。
ローラの味方になると、医師アレックの押しが強く負けちゃったようにみえる。
ローラにとってアレックは若…
デビッド・リーン監督というだけで観る価値のある一本。
物語の展開や列車を使った演出の巧みさ、そして「どうやって撮っているのかわからない」ほど洗練されたカメラワークに、改めてリーンの手腕を実感しまし…
このレビューはネタバレを含みます
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『逢びき』―つかの間の出会い
映画『恋におちて』の原点ともいえる作品『逢びき』を鑑賞しました
監督は、『アラビアのロレンス』や『旅情』などで知られる名匠デ…