ニーベルンゲン/ジークフリートに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『ニーベルンゲン/ジークフリート』に投稿された感想・評価

半兵衛

半兵衛の感想・評価

4.0

主人公の乗る白馬、巨大な龍、お姫様、英雄らしくあらゆる土地で並外れた武力と知恵で活躍する主人公の王子…。現代まで続いているファンタジードラマのベーシックが既に完成していることに驚かされる。そしてなん…

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flyone

flyoneの感想・評価

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世界そのものを映し取っているかのようなロングショットの素晴らしさ!それを成立させる贅沢で驚愕すべき美術。
竜殺し

古いって何だ?竜を殺せし者は竜の血を浴びて不死身になる。竜との決闘。隠れ頭巾。女の城。ラングもムルナウ同様ドイツの映画監督だとわかって嬉しい。

淀川長治のオールタイムベスト10の1本。ドラゴンクエストの元ネタ。13世紀にドイツで書かれた国民的英雄譚「ニーベルンゲンの歌」(日本で例えればヤマトタケルの物語のようなもの)を二部作で映画化。フリッ…

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『ニーベルンゲンの歌』に触れたことなかったので完全初見。
フリッツ・ラングも叙事詩的な作品作るんだとは思いつつも、暴論だが叙事詩だって実質サスペンス。本作は第一部でジークフリートを主人公に描いてる。…

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河

河の感想・評価

4.2

ドイツ人に捧ぐって宣言した後、誓いや名誉を重要視する忠誠心の高さをドイツ人の性質として、それによるドイツ人の家系での他民族を巻き込んだ身内同士の殺し合いを描いていく。その殺し合いのきっかけは虚勢であ…

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Unrelated

Unrelatedの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

[ニーベルンゲン ジークフリート]
ドラゴンの血に紛れた一つの葉っぱ。
彼はそれに気づかず、自分の成長で頭いっぱいだった。そして倒される者の憎悪が充満し、死ぬ運命を変えることを世界は受け入れなかった…

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zokoma

zokomaの感想・評価

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”ドイツ国民に捧げる”という字幕から始まる実に仰々しい映画だが、作り手がまったく照れてないのが凄い。第一部はファンタジーの要素も強く英雄譚としても楽しめる
Scriabin

Scriabinの感想・評価

4.0

メモ

・ただただパウルリヒターがかっこいい。アーリア人種優生思想を具現化している。ラッカムの世界であり、ワーグナー以来のドイツ民族主義の要請。アポロとしてのジークフリート。
・日本語吹き替えの人が…

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