38年前の敗戦時の真相に迫る男の姿を平成も終わり32年後に観る。
昭和62年の風景が懐かしい。
岸壁の母と墓前に置かれた飯盒炊爨の飯と梅干に涙する。
そして今村昌平が製作しているからか、重喜劇にな…
平和な日常で街宣車飛ばし先の大戦のことを語る奥崎は、まさしく時代から取り残された男という感じだがそれは好き勝手に先に進んだ時代が悪いような気もする。
劇中のキーとなる戦争犯罪やあらゆる内外の傷跡、…
最初何だこの人!?というところから始まるが映画を見ているうちに奥崎謙三の情熱、使命とも言うべきかに、生きる姿に胸が熱くなっていく。戦争で帰らぬ子を思い泣く年老いた老婆をいたわる姿、真実究明のために日…
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