罪の天使たちの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『罪の天使たち』に投稿された感想・評価

ノノ
3.8

ブレッソンは長編デビュー作から静かで洗練されてる。刑務所で服役していた女性も受け入れている修道院に自ら望んで入ったブルジョワ階級出身の主人公マリーの苦悩。自信家で他人のために動いてるように見えて金持…

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ねこ
3.6
アンヌ・マリーもテレーズも理解者に恵まれない立場の人
世に蔓延るのは偽善であるから、善も悪も孤立してしまうのだ
たとえそれが神に仕える場所であっても
4.5
終わりよければすべてよし。
クライマックス~ラストカットがどちゃくそにカッコイイ。
これぞブレッソンの美。
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【ロベール・ブレッソン】
2010年発、英トータル・フィルム誌「史上最も偉大な映画監督トップ100」62位

【ロベール・ブレッソン】
英国映画協会「The 100 Greatest Film…

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3.8

これがブレッソンとは俄に信じられない。アンヌ・マリーが「訓戒を」と次々同僚の個室を訪ねると次々歯に衣着せぬ指摘を受け本人逆ギレするシーンを完成形ブレッソンがセルフリメイクしたらどんなふうになったのか…

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cyph
3.7

これもDVD貸してもらって観た ブレッソン、長編デビューこんなドラマドラマしてるんだ!とびっくりしつつ怒涛のラストでしっかり刺される 女子修道院モノ、すぐ思いつくのはベネデッタやリヴェットの修道女と…

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メル
3.8

ロベール・ブレッソンの長編デビュー作で、ドミニコ会の女子修道院が舞台。

ブルジョワ家庭に育った若く美しいアンヌ=マリーは心から神を信じ、その教えに従おうと修道院にやって来た。

その修道院は刑務所…

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JHAT
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画面の連続は非常に簡潔で冗長さが一切ない。ただし簡潔すぎるあまりに(そうあろうとしすぎるがあまりに?)情念まで奪い去ってしまっている箇所がところどころ。特に母親の写真を焼くシーン。
4.0

ロベール・ブレッソン監督作。

二次大戦期1943年のフランスで制作されたロベール・ブレッソンの長編初監督作品で、修道院を舞台に若き尼僧と元受刑者の女の心理の相克と理解を描いた心理ドラマです。

前…

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新入り修道女の主人公アンヌ・マリーが、出所後にすぐに殺人を犯し修道院を隠れ蓑にとやって来たテレーズの世話係を任されるが、必死に更正させようとするあまりに周囲から孤立していく。正しさを自負し周りの修道…

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