罪の天使たちの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『罪の天使たち』に投稿された感想・評価

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4.3
罪の入れ物としての修道院と刑務所の類似性。逆『天使にラブソングを…』。土下寝のような懺悔。「訓戒をください」と一部屋ずつ訪問して「短気」「虚栄心が強い」などとディスられるまくるのおもろ。
edd
4.0
アンヌマリーとテレーズの対比なのだろうか。自己を捨てることで相対する二者は混ざり合うのか。それはあるべき姿なのかはわからないしその問いの答えも本映画では直接的には描かれない。
象徴としての死、復活がオーバーラップする
完膚なきまでの映像
ノノ
3.8

ブレッソンは長編デビュー作から静かで洗練されてる。刑務所で服役していた女性も受け入れている修道院に自ら望んで入ったブルジョワ階級出身の主人公マリーの苦悩。自信家で他人のために動いてるように見えて金持…

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ねこ
3.6
アンヌ・マリーもテレーズも理解者に恵まれない立場の人
世に蔓延るのは偽善であるから、善も悪も孤立してしまうのだ
たとえそれが神に仕える場所であっても
4.5
終わりよければすべてよし。
クライマックス~ラストカットがどちゃくそにカッコイイ。
これぞブレッソンの美。
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【ロベール・ブレッソン】
2010年発、英トータル・フィルム誌「史上最も偉大な映画監督トップ100」62位

【ロベール・ブレッソン】
英国映画協会「The 100 Greatest Film…

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3.8

これがブレッソンとは俄に信じられない。アンヌ・マリーが「訓戒を」と次々同僚の個室を訪ねると次々歯に衣着せぬ指摘を受け本人逆ギレするシーンを完成形ブレッソンがセルフリメイクしたらどんなふうになったのか…

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cyph
3.7

これもDVD貸してもらって観た ブレッソン、長編デビューこんなドラマドラマしてるんだ!とびっくりしつつ怒涛のラストでしっかり刺される 女子修道院モノ、すぐ思いつくのはベネデッタやリヴェットの修道女と…

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メル
3.8

ロベール・ブレッソンの長編デビュー作で、ドミニコ会の女子修道院が舞台。

ブルジョワ家庭に育った若く美しいアンヌ=マリーは心から神を信じ、その教えに従おうと修道院にやって来た。

その修道院は刑務所…

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