光と影のバランスがこの映画の情調を形づくっている。
原罪は修道院の白い壁に映る格子の影に現れている。
光は微かな予感としてある。
刑務所の物理的な格子と修道院の影の格子。
宗教的な牢獄は空間的なもの…
ブレッソンの数少ないシネマ。
ブレッソンが俳優を使い、音楽を使い、映画を撮る珍しい作品。
「シネマトグラフ覚書」で語られてるブレッソンが嫌う“演劇よりの映画=偽りの演出”を、まさにブレッソン自身が…
自分の信念を貫く主人公特性を持ったアンヌマリーが修道院に入り、テレーズを救う物語。2人は性格も異なり、衝突を繰り返す。それでも神を信じ、自分を信じ、テレーズのことを信じ続けたまま死んだアンヌにテレー…
>>続きを読む【悪魔にエレジーを】
ロベール・ブレッソン監督の1943年の作品
〈あらすじ〉
元受刑者の女性たちを受け入れ、社会復帰を支援するドミニコ会女子修道院。そこに、裕福な家庭で育ち、あつい信仰心と使命…
初期ブレッソン映画の中で地味めな一作。『映画の勉強会』でもほぼスルー扱いだった(気がする)けれど、食事の席に座らないことで自身の信仰とその決意を示すルネ・フォールだったり、見所多数。とにかくあっとい…
>>続きを読むブレッソンの長編デビュー作。
光と影が際立つのは白黒のおかげか。
にしても光をシスターに当てる演出が多い。
修道服もまた相性が良い。
信仰心の清純さ。汚れた魂。
罪と救済。救済と身の滅び。
多…