ブレッソンにドハマりして買っちゃった①
ブレッソンのデビュー作。
修道女のストーリーなので厳かな方向性かと思いきや開始3分でギョッときな臭くなるので瞬時に掴まれる。
かったるくなく宗教的過ぎず…
信仰の無力さと、それでも他人を信じて愛する大切さを語る。最後にシスターとしての顔は剥奪され、ただの人間としての存在がそれぞれに浮き上がる様が美しい。古い、遠い国で距離が隔たってるにも関わらず、テーマ…
>>続きを読む『魂のゆくえ』の流れから『田舎司祭の日記』を再鑑賞するつもりが、思いがけず見つけました。
ブレッソン監督の長編デビュー作。
ほとんど修道院内の描写だけれど、修道服の女性たちが並ぶ端正な構図に引き…
女子修道院という禁欲的な世界において「愛」が多層的な意味を呈する。表面上は無償の奉仕という院内のシスター/姉妹愛に落ち着けられるが、心の奥深くに根を張る執着心は他ならぬ性愛である。
ブレッソンのシネ…