このレビューはネタバレを含みます
ブレッソンは常に同じ主題を描き続けた監督だと『罪の天使たち』をみて改めて思った。敬虔な信仰。故の共同体からの逸脱。そして人物が横たわることによる死への帰結。『ジャンヌ・ダルク裁判』をなぜ撮ったのか/…
>>続きを読む 本作を「ブレッソンの中でも好きな方」って言ったらシネフィルの方々は怒るでしょうか
一堂に会した大女優たちは,彼女たちの「上っ面な喋り方や無用な身ぶり手ぶりのせい」で,「もはや人ではなくなってし…
元受刑者を受け入れる修道女会に、不幸にいる人を救おうと崇高な志を掲げて入会するアンヌ・マリー。
刑務所に訪問した際、問題児のテレーズを気にかけ、入会を勧める。。
清廉とはおよそかけ離れている。
な…
信仰の無力さと、それでも他人を信じて愛する大切さを語る。最後にシスターとしての顔は剥奪され、ただの人間としての存在がそれぞれに浮き上がる様が美しい。古い、遠い国で距離が隔たってるにも関わらず、テーマ…
>>続きを読むロベール・ブレッソン監督『罪の天使たち』(1943) DVDにて鑑賞。
ブレッソンの初長篇監督作。
ブルジョアのアンヌ・マリーが元受刑者のテレーズと同じ修道院という領域で、心を通わせようとするが…
ロベール・ブレッソンの長篇
デビュー作観る
元受刑者も受け入れるドミニコ会
女子修道院内の話で院内の雰囲気
は概ね忠実に再現したつもりとの
但し書きアリ
プロの役者使ってるせいか後の聖
なる世界…
あなたのこえを私の誓にかえすほどに、雨の中の微笑みはミメーシスとしていきつづける。反響-反射とは共鳴であり、沈黙の、時間を遅らせる反復、おそらく触れていたのだ二人は。
罪の天使たち
LES ANG…