罪の天使たちに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『罪の天使たち』に投稿された感想・評価

4.2
▶︎2025年:558本目
▶︎視聴:1回目

登場人物の表情・動きに忠実についていくカメラワークがいい。出会いを経て、友情や愛のその先へ...
人間
4.5

元受刑者を多く受け入れるドミニコ会の修道院にブルジョワ出身の女が自らやってくる話。
正反対で孤独な二人のロマンシス。
行きすぎた正義感の危険性の描写と修道院の体制を偽善的だとしながら、最後は個人の敬…

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犯罪を犯した女性のみを収容する修道院に犯罪を犯さず入院した女。殺人を犯した新人の修道女を救いたいと願い、彼女を更生させる義務に依存していく。これは、意外にも結構好き。良心の意地汚さみたいなのを素直に…

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JB
4.3

ロベール・ブレッソン初期の長編監督作。高い志を持つ若き尼僧のアンヌ・マリーが、刑務所の問題児であるテレーズを救おうとするドラマ。初期の頃から宗教とか信仰心を扱った物語がブレッソンは得意だったみたい。…

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ブレッソンの長編第1作。ドミニコ会の修道院を舞台に信者たちの活動を描く。大戦従軍で、ドイツ軍の捕虜となったブレッソン。収容先で知り合った司祭より映画の制作を依頼され、終戦後に作ったのが本作。
シアタ…

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 さすが、ブレッソンである。主人公のアンヌ=マリー(ルネ・フォール)の美しさは驚くべきものだ。舟越保武が削りだす、聖セシリアなどの静謐な美しさとは異なっているが、しかし、溌剌な美がそこにはある。ゆる…

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対照的な2人の性格の共に人間臭い部分と決意がブレッソンのリズムで浮き彫りにされていく、どんどん加速していく感じ。
最後締めあげる感覚が本当に気持ちいい、原作も読みたい

このレビューはネタバレを含みます

ブレッソンは常に同じ主題を描き続けた監督だと『罪の天使たち』をみて改めて思った。敬虔な信仰。故の共同体からの逸脱。そして人物が横たわることによる死への帰結。『ジャンヌ・ダルク裁判』をなぜ撮ったのか/…

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 本作を「ブレッソンの中でも好きな方」って言ったらシネフィルの方々は怒るでしょうか

 一堂に会した大女優たちは,彼女たちの「上っ面な喋り方や無用な身ぶり手ぶりのせい」で,「もはや人ではなくなってし…

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324
4.3
罪の入れ物としての修道院と刑務所の類似性。逆『天使にラブソングを…』。土下寝のような懺悔。「訓戒をください」と一部屋ずつ訪問して「短気」「虚栄心が強い」などとディスられるまくるのおもろ。

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