🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-505 再鑑賞
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 458/1001
🖋チャンドラー原作のハードボイルド…
フィルム・ノワールの名作群を要素に還元し、それらを精選して盛り込んだような映画。主人公のモノローグ、フラッシュバック、キアロスクーロ、ブロンド美女、私立探偵、大男、失われた宝石、etc...
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翡翠のネックレスが映されもしないマクガフィンである。結局はトレヴァーがおびき寄せる餌として使っている代物に過ぎない。豪邸の大広間でおふざけにステップを披露するパウエル=マーロウの軽さが映画を深刻にし…
>>続きを読むこの映画、邦題からして面白そうだと思ったら、やはり面白かったマーロウもの。
レイモンド・チャンドラー原作の『さらば愛しき女よ』は3回映画化されているが、これはその2回目だが、私立探偵フィリップ・マ…
このレビューはネタバレを含みます
原作はレイモンド・チャンドラーの名作「さらば愛しき人よ」
でも、
原作とはわりと違う!!!!
それでも、
原作よりも好きまである!!!!
ハードボイルドは小説よりも映画のほうが良さが出ると思う…
マーロウの語りから始まる円環構造が小説的で良い。「気分は切断された脚」とか「指の形をしたバナナ」とか癖のある言い回しはチャンドラー節なんだろか(原作未読)。
そこに存在するだけで違和を生み出して場を…
台詞が多く情報過多さえ感じるも、「喋りすぎる」ことで成立する最高のラストで合点がいった。キスする時拳銃は胸ポケットから抜かなければならない。窓に映るジャイアント馬場、麻薬摂取による扉の幻覚や錯視。抜…
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