ルイス・ブニュエルによるネオレアリズモ映画
第二次大戦後の急激な経済発展により生まれたメキシコのスラム、その現実を少年たちを中心に描いた社会派作品
この世界に愛は無く、障害者だろうが、子供だろう…
おもしろかった!!
貧困によって人間の悪い部分が剥き出しになってしまった人々を救いのない眼差しで描いた作品。
盲人を襲ったり、友人を殺したりなかなかむごいことをする悪ガキだけでなく、子供に愛がなかっ…
ルイス・ブニュエル監督作品。
1950年代の白黒映画とは思えないえげつなさです。
こんなバッドエンドの映画がこの時代から存在したことに驚きを感じ得ないです。貧しさとそれが炙り出す人間の本性のえげつ…
ラストは二つのヴァージョンが存在しているようで、今回の上映で両ヴァージョンを観賞出来た。
①主人公(の一人と言った方が正確だろう)が、脱獄してきた末に殺人を犯してしまった仲間に殺され、その男もまた…
「イヤな子ね。なんでも知ってて」
盗みを働き、不具者を襲っては金を奪うスラム街の子供たち。行為はエスカレートし、殺人に至ってしまう。根が悪人ではない年少の少年を、激しい良心の呵責が襲うことになる。…
貧困によって、愛情や教育が行き届いていない社会問題を描いている、
という解釈なんか、それこそゴミ捨て場に思い切り捨てて、唾を吐いてしまいたい。
感化院の院長の教育方針が素晴らしいとか、貧困問題がベ…
遥か昔にビデオで観たのだがそのビデオの結末はアナザーエンディングの方だった気がしてならない、観た映画はすぐ忘れる質なので自信はないが収録時間がビデオとDVDで違うようだがバージョンの違いについて後程…
>>続きを読む更生施設を脱走してスラム街に戻った青年が盲目の大道芸人の襲撃を手始めに、仲間を引連れて悪行の限りを尽くし、やがて殺人まで犯した挙句に破滅していく。
あらすじ通りのとんでもない作品。被害者が加害者に…
貧困のせいで若者が躊躇いもなく犯罪に手を染めてしまうやるせなさを描いた作品。
ペドロが自分を愛してくれない母親の夢を見るシーン、母親が笑顔で生肉を手渡ししてくるという奇怪さがいかにもブニュエルらしい…
【非行少年たち】
ルイス・ブニュエル監督の1951年のメキシコ時代の作品
〈あらすじ〉
メキシコ・シティのスラム街に住む貧しい子供たちのボスだったハイボが、感化院を脱走して街に戻って来た。 不良…