メキシコシティに暮らす少年たちが、貧しさゆえに悪事、もとい犯罪に走っていく様子を描いた中編。
物語はハイボという少年院を逃げ出したボス的な少年と、彼の友達のペドロという小柄な少年を中心に展開されます…
ルイスブニュエル監督1900〜1983 スペイン出身のちにメキシコに帰化。
デビュー作の実験的な映画「アンダルシアの犬」だけ昔に鑑賞。
今作は2003年にユネスコの「世界の記憶」に登録。そんな世界遺…
リアリズムの塊みたいな主題でも少々抉りすぎ、しかしブニュエル的な超現実シーン(鶏!)の挿入が理不尽の連鎖をすんでのところで映画たらしめているんだなと。
メキシコの実情を伝えたかったのか不良少年を生…
☑️🔸『忘れられた人々』(4.5p) 及び🔸『スサーナ』(3.1p)◀️▶️
『忘れ~』はやはり半世紀前の時点·また今でも、ブニュエルの代名詞的作品で、何も知らずに初めて観た彼の作品で10代半…
443作品目
再鑑賞311作品目
徹底的なリアリズム映画。
救いようのないストーリーに、観客にも訴えかける、社会派映画。
ペドロとハイボの関係に、主な論点があるが、ペドロが卵をカメラに投げるシー…
貧困が生みだす悪の循環がネオリアリズモのように描かれる。少年たちの悪行は、盲人への盗みと報復襲撃、下肢欠損者への悪戯と倫理を越える非道さ。大人たちの偏見と愛情の欠如がさらに少年たちの悪を加速させる。…
>>続きを読むメキシコの貧民街。悪ガキ集団のリーダー格が少年院を脱走し、自分を売った相手に報復に向かう。
この世の地獄とはまさにこのことか…
金のため、時には鬱憤を晴らすため、老人でも身体障害者でも容赦なく暴…