現実的な問題である貧困という不条理さを描いた作品。ハイボが感化院から抜け出してきたのをきっかけに歯車が悪い方に回っていって、犯罪の被害者を違う犯罪の加害者へと変え、無垢に見える存在すらも悪行へと走ら…
>>続きを読む◎性悪説に立ったメキシコ貧民社会のリアリティ
1950年 メキシコ ウルトラマ-ル•フィルムス モノクロ 84分 スタンダ−ド
*2019年リマスター版のため画像音声とも最良
2003年に映…
ハイボのような奴、クズな集団には絶対に居て、小さな悪が雪だるま式に膨らんでいく。関わらないようにするのがベストで、憎しみが勝ってハイボと対峙したペドロは残念なことになってしまった。
最後の死体を捨て…
40数年振りに観た作品。メキシコ・シティのスラム街を舞台に、非行少年たちの日常を情け容赦なく描いた、私の好きな奇才ルイス・ブニュエルがメキシコ時代に撮った傑作。醒めた視点にシュール・レアリズムを絡め…
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メキシコシティのスラム街。不良少年たちの溜まり場に、感化院を脱走したリーダー格のハイボが戻ってきた。ハイボと仲間たちは様々な悪事を繰り返すが、中でも年少のペドロは良心の呵責に苦しみ......。
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「メキシコ映画の大回顧」で。
貧困だと、こんなに社会も人も荒むのか。
登場人物も実話に基づくらしいけれど、どれくらいリアルだったのだろう。悪い人間が多く出てきて、救いようがない。特に中心人物のハ…
このレビューはネタバレを含みます
《メキシコ映画の大回顧》④
*上映終了後、国立映画アーカイブ研究員による解説あり
"恨むべきは貧困...?"
今でいう"トー横キッズ"のメキシコ版。
エンディングは"絶望"しかない物と"将来が明…
昔のメキシコの映像をみられて嬉しいな〜
ただストーリーはなんというか…スラムなので当たり前だけど無秩序すぎ…
愛情をもってしても解決できないよな…って思うし貧しくて学習の機会もないとそりゃこうなるよ…
この映画は、メキシコシティのスラム街を舞台に、貧困と犯罪に苦しむ少年たちの生活を描いている。物語は、感化院を脱走した少年が、街の不良少年たちのボスに返り咲き、復しゅうを誓うところから始まる。彼らが直…
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