ドイツ零年に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ドイツ零年』に投稿された感想・評価

3.5
Rec.
❶25.12.29,シアター・イメージフォーラム/〈特集上映〉ロッセリーニ×ゴダール[2つのゼロ年]
3.5

2025年12月28日Amazonプライム、無料配信。

『ドイツ零年』
(Germania anno zero)。
1948年製作・公開。
イタリア映画。
監督、ヌーベルバーグの監督たちに影響を与…

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H
3.8
繰り返される階段の上り下りが、最後にとりわけ長い階段を上がって行くことに収斂し、新たな降り方を見出す瞬間の鋭敏さ。それを可能にしたベルリンという都市の面持ちが少年の顔と同じように迫りくる。
3.7

 冒頭、敗戦直後のベルリンの本物の瓦礫の山を背景にして少年が駆けていく。ネオレアリズモの成功は、この圧倒的リアリティを誇る無料の舞台装置を得られたことも大きいのだろう。生きるために半ば強制的に瓦礫の…

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ここまで子供に色々背負わせる映画も久々に観た。炎628までとはいかないけど無慈悲が過ぎる。
エドムントが子供ながらに考えて動いて、でも子供だから読みが甘かったり不器用だったりするが、大人は何もフォロ…

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り
3.5
火垂るの墓に近い、誰にも責任を押し付けづらいリアリティ
何よりあの戦後の街が印象的
そう
3.9

『無防備都市』、『戦火のかなた』に次ぐロッセリーニの戦争三部作だが、(子供の視点というのもあって)今作が1番強烈だったかも。機能しない大人に代わる子、という面ではヤングケアラーぽく(現代においても)…

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reb
4.0

「ロッセリーニ✖️ゴダール[2つのゼロ年]」イメージフォーラムで鑑賞。

1946年、終戦後のベルリン。12歳の少年エドムントは、家族の為に必死で仕事にありつこうとしていた。
ある日彼は、未だナチを…

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記録用
初見
〈特集上映〉ロッセリーニ×ゴダール[2つのゼロ年]にて
Stando
4.0

ヒトラーは死んでも、その思想は生き残り、別の身体を借りて人を侵食し続ける。この映画が突きつけるのは、まさにその不気味な連鎖だと思う。直接的な偶像崇拝ではなく、権威ある言葉や教育の形を借りて、思想が無…

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