敗戦後のドイツ・ベルリン。
12才の少年エドムントの短い一生を通して戦争による弊害(残酷な現実)が描かれている。
皆「ただ生きるため」なら何でもできちゃう。やってしまう。
わずか12才にして一家…
75分だからと軽い気持ちで見始めるべき映画ではなかった。あまりに辛すぎる。
大人になることもできず、子供のままでいることも許されない。だからこそ終盤で子供らしく遊んでいる姿が見えると苦しい。本当は…
ネオレアリズモ。ロッセリーニ戦争3部作の3作目。
エドムントと一夜を共にしてタバコを1本くれた少女が、ちゃんと描写されないだけにすごく印象に残った。あれってそういうことだよね…? タバコくれるの…
すごく陳腐な感想になるけど、戦争も貧困もなかったら少年はこの結末を迎えなかったんだろうな…
追い詰められた少年が、弱い者は淘汰されるという元ナチの教師の思想に感化されて取ってしまった行動。廃墟をさま…
終戦後復興に向けて歩み出すも極貧生活を余儀なくされているドイツのとある家族というか少年の視点から見た夢も希望もない物語。
父親が病弱で兄は復員兵だが「ドイツ兵」だったことで収容所送りになるのを恐れ…