波の穏やかな風光明媚な場所を男女は訪れる。静岡の西伊豆あたりにあるこの場所にはおそらく彼らの別荘があり、ひと気のない避暑地で過ごす彼らの心はリラックスしているはずだが、男女の間には不穏な匂いが漂う…
>>続きを読む閑静な別荘地で言葉を発することができない老人にたまに話しかける女の声しか聞こえない環境は、空間の音がよく聞こえてくる。聴覚を研ぎ澄ます老人の世界を体験しているかのよう。触覚と嗅覚と味覚と聴覚で世界を…
>>続きを読む均一さが無くて、天才の青山真治とボンクラの青山真治が入れ替わり続けてるような映像だけど、結論として異常。シナリオは許容範囲の異常なのだけど、01:17:30あたりからアントニオーニになる。これはほん…
>>続きを読む不思議な不思議な作品だった。とはいえ鋭いショットが多く見られる様な凄みがある。官能と食(伊丹十三『タンポポ』みたいだった)、そして(宗教的)寓話。とても理解は出来ないけれどどこか腑に落ちる感覚もある…
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