『反撥』『赤い砂漠』『こわれゆく女』といった作品から『Swallow/スワロウ』に至るまでの女性心理映画、ニューロティック・スリラーのテイストを感じさせる。
90年代でこそ画期的・最新であったであ…
トッド・ヘインズの快進撃はここから始まった!ラストカットまで目が離せない
トッド・ヘインズ脚本監督✕ジュリアン・ムーア主演=化学物質過敏症"ケミカル・シンドローム"を題材に、監督らしい題材・要素が…
近作と比べて空間全体を撮るのでミシェル・フランコに絵は似ている。
近作との共通点、①本当に愛し合っているのか分からない夫婦②怖いズーム(本作ではミルクを飲む場面)③ここぞという場面は真正面から人物を…
鑑賞記録
30年程前の作品だが
なぜDVD化されていないのか
不思議でならない
ジュリアン・ムーアの演技が抜群で
病んでいく姿
ラストの鏡に向かって「愛してる」と言う
柔らかな表情は
見事の一言に…
良い。
原因不明の突発的なアレルギー発作により、社会に全然馴染めなくなった専業主婦を描く映画。
社会に何を見出すかは、自分の内側の反映であり、自分の内側は、社会によって形作られる。では、本作で描か…
トッド・ヘインズの初期作。
原因不明の喘息、倦怠感、目眩、などの症状が発症した主婦。
原因はアレルギーなのか、化学物質による汚染なのか、思い込みによる精神疾患なのか、じわじわと謎が謎を呼ぶ展開。化学…
体調不良で夜の行為ができない妻を怒鳴りつけるモラハラ夫とその連れ子と暮らす専業主婦が、化学物質過敏症をきっかけとしてカルト臭いコミュニティに参加することになるがそこでも上手く溶け込めず…という話。
…
ごく普通の専業主婦がある日突然、化学物質過敏症によって吐き気やめまい、そしてパニック症候群に襲われる。運転している最中に前の車の排気ガスを見ていたら急激な発作に見舞われるものから、化粧品やソファーと…
>>続きを読む『ケミカル・シンドローム』
化学物質過敏症に陥った主婦の姿を通じて、80年代半ばのアメリカ西海岸のライフスタイルを皮肉に描き出す異色作。
日本でも潜在患者が1000万人いるといわれる“化学物質過…