このレビューはネタバレを含みます
ウクライナの映画「ザ・トライブ」にも似ている、聾唖者を主軸に据えることで、言葉を介さない直情的な心のやり取りを視聴者に訴える面白い試み。
「ザ・トライブ」は“人間の持つ残酷なまでの暴力性”を投げかけ…
他の作品との根っこの部分には共通点もあるだろうが(特に死の存在感であったり、魅力的なサブキャラ)、言ってしまえば北野武監督「らしくない」映画だった。主人公たちの主観を追体験させる狙いもあるだろう、…
>>続きを読むセリフ、キスシーン、性描写なしに純愛映画を描いてるのがすごい
北野武の他作品のバイオレンスな描写から、このような純愛な描写は予想外
一体脳内どうなっとるんや
障害者に対する問題も感じたけど、最終的…
引き算の極み故に前半は中々退屈。
ただ中盤からラストにかけてはきちんと表情だけで分かる凄さ……周りの優しさも良いし
説明が無いからこその良さ。
ラストは個人的に蛇足だとは思わない。
待つだけだった彼…
バイオレンスのないタケシの純愛映画。サイレントのように台詞がほとんどないまま進むのに、二人の気持ちがさざ波立ったり、大きく波打ったり、波を待ったり、言葉がなくても感動が沁みる。
たまたま拾った壊れた…
聴覚障害をもつ青年がサーフィンに生きる意味を見いだす物語。
ストーリーは単調であり、セリフの数は北の作品随一の少なさであるため、一見物足りなく思うかもしれない。しかし、言葉があれだけ少なくても、気持…