妻よ薔薇のやうにの作品情報・感想・評価・動画配信

『妻よ薔薇のやうに』に投稿された感想・評価

Omizu
3.5

【1935年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
成瀬巳喜男が中野実の戯曲『二人妻』を映画化した作品。キネ旬ベストテンでは第1位に選出された。プレミアはアメリカで行われ、初めて商業的に公開された日…

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hmsuga
3.7

戦前の成瀬監督作品が観てみたくて観たが、なかなかきれいな画像と音声で残っている。
昭和初期の東京の風景がみれるだけでも貴重な作品です。
なかなか戦前ではないと理解されない脚本である意味良き時代をかん…

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主人公の君子は会社員として働き、
婚約者にも対等の立場で意見を言う
しっかり者。
モダンな装いも美しい。
そんな彼女が母のため、自分のために
父を連れ戻しに行くのだが…というお話。

「立派すぎるの…

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cuumma
3.8

東京に本妻:悦子と娘:君子がいながらも、夫はその生活が息苦しくて地方に後妻とともに暮らす

水と油のような夫婦
几帳面で感性鋭い妻
気ままにのんびり暮らしたい夫

しびれをきらした君子は、父を連れ戻…

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gena
4.0

とてもおもしろかった。成瀬巳喜男監督の初期の作品。ファスビンダーの『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』を思い出した。男がいて女がいた。男が不在で、女がいる。女がいて、女がいる。同じ構図だった。すでに、…

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成瀬作品はお転婆女子がほんとに良い。あのじゃがいもの渡し方。父親が本当にろくでなしでかける言葉がない。

Podcast『シネマの前で論じること』に四世がゲスト出演しています。

4ヶ月連続成瀬巳喜男特集「成瀬、乱れ打ち」の第二弾『妻よ薔薇のやうに』についてさまざま話しています。
是非お聴きください。

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日本家屋特有の、部屋同士の繋がりを曖昧にする装置としての襖(溝口も)

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