生きものの記録の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『生きものの記録』に投稿された感想・評価

kojikoji

kojikojiの感想・評価

3.5

1955年 監督・脚本:黒澤明 脚本:橋本忍、小国英雄 2022.09.28視聴-439 評価3.5
● 三船敏郎(中島喜一)
●志村喬(原田)
●千秋実(中島二郎)

 第15作 原水爆反対の社会…

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とても良かった。
オッペンハイマーの対の作品として観ても面白いとおもいます。

三船さんの老けメイクすごいな。この時代にこんな不自然じゃなく倍ほども老けさせられるのね。終始そこが気になって関心しきり…

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水爆に怯える老人を描くという着眼点が面白く、古い映画なのに新鮮味がある。
言葉では無く描写で老人の優しさを見せているのも良い。
話は地味だけど良作。
FancyDress

FancyDressの感想・評価

5.0

原水爆の恐怖に怯える1人の老人(当時、35才の三船敏郎が60才の老人を演じている)が主人公の本作だが、本作は、直接的に原水爆の恐怖を描いているわけではなく、ある一組の家族を描いている点が実にユニーク…

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狂ってるのは果たしてどっち

問題意識(被曝の可能性)と解決策(ブラジル移住)がともに家族の同意を得られず暴走した

当時35歳の三船先生凄すぎ
Eisuke

Eisukeの感想・評価

-
オッペンハイマーもこれも、広島と長崎を描かずに原爆を描く。
どっちが優れてるとかは無いけど、心に残るのはこっちかな
背中
沈黙
ジュース
ゆうれい

ジュースで泣いたのは生まれてはじめてかもしれない

三船敏郎演じる父親は一見いかにも家長的な人物に見えるが、「命さえあれば金が無くともどこでも生きていける」という考え方といい、本家も妾一家も同等に扱おうという姿勢といい、家と既存環境に固執する息子たち…

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るか

るかの感想・評価

4.6

オッペンハイマーが話題の中、今観るべき作品はこれだろう。いやぁ流石。
原爆投下から10年後。たった10年で人々の感覚はここまで鈍ってしまうのかな。
「こんな時勢に平気でいられる私たちが狂っているのか…

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何かに対する恐怖は大きな事件が起きなくったって、人生を狂わせることができる。

黒澤明が描く反戦は孤独な闘いだ。
家族を、自分を愛するが故に守りたいがために主人公は家族を敵に回した。

モノクロで描…

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