最初どんな話だ?って追てけないけど
水爆が落ちるって妄想でブラジルに行こうとして家族に差し押さえられたり見捨てられたりと可哀想だった
いっそフィクションでもいいから最後に水爆の恐怖を感じて欲しかった…
黒澤明監督が『七人の侍』の次に手がけた作品。水爆の恐怖を描いた映画だが、水爆や爆撃シーンなどの直接的な描写はなく、主人公の老人が水爆にひたすら怯えている姿を描いている。
主人公の中島喜一は、一代で…
原水爆の恐怖に怯える1人の老人(当時、35才の三船敏郎が60才の老人を演じている)が主人公の本作だが、本作は、直接的に原水爆の恐怖を描いているわけではなく、ある一組の家族を描いている点が実にユニーク…
>>続きを読む三船敏郎演じる父親は一見いかにも家長的な人物に見えるが、「命さえあれば金が無くともどこでも生きていける」という考え方といい、本家も妾一家も同等に扱おうという姿勢といい、家と既存環境に固執する息子たち…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます