この時代からホラー映画は既に「モンスターだけじゃなくて、主人公側の見た目も怖くしておく理論」確立してたのか
小林正樹ってサイレント期に築き上げられた1番の功績=モンタージュを最大限に活かした良さ持…
このレビューはネタバレを含みます
(短縮版35mm)
全体的に上手くいってない。というか失敗してる。ラスト5分で杉村春子がすべて持っていってしまうが、それで映画としてはなんとか救われる。
「雪女」は映画的な工夫にも乏しく丸々カット…
小泉八雲の作品から「黒髪」「雪女」「耳無芳一の話」「茶碗の中」の4つを取り上げたオムニバス映画。ストーリーはよく知られている、あるいは単純だが、美術、衣装など映像が美しく、俳優も豪華キャスト。十分楽…
>>続きを読む妻を捨てて良家の娘と再婚した貧しい武士が祟られる『黒髪』。口外無用を条件に女の霊に命を救われた男の悲痛な運命を綴る『雪女』。平家の墓場で夜な夜な演奏を繰り返す盲目の琵琶法師を巡る『耳無芳一の話』。中…
>>続きを読む2023/08/30㈬
池袋の新文芸坐にて鑑賞。
ずいぶん昔に見た映画ですが映画館で鑑賞したのは初めてです。
「怖い」映画というよりも「不気味・哀れ」という言葉があてはまる作品だと思います。
…
小林正樹監督による大作映画…なんだけど個人的には物足りなかった。
製作費3億円(1965年の3億って現代でいくらだろう?)で配給収入2億2500万円という散々な赤字だ。
確かに一般ウケしそうな内容で…