二十才の微熱 A TOUCH OF FEVERの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『二十才の微熱 A TOUCH OF FEVER』に投稿された感想・評価

若者であることと社会的少数な人間でいる葛藤が混ざり、何とも言えない感情が表現されている雰囲気。

バブル期の東京も街に味がある。
最後の終わり方に余韻が残る。

プールサイドに並ぶ二人に紅白のビニールボールが飛んできて微妙に届かない!!!なんていやらしく、素晴らしいシーンだろうか。
売文=売春というつかい古された言い回しをなぞるように、監督自らが春を買う男の…

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ae

aeの感想・評価

3.0
「お願いだからさ、嫌わないでよ」の一言が心に残った。監督本人が演じているとは。

30年前に、この価値観で映画が撮られていたことに驚き。
ブツ切りのような編集がかっこよかった。
H

Hの感想・評価

-
思い切り居心地が悪くて、ままならなくて、救いもないけど、大丈夫になってしまった。眼差しがやさしい。
ひなた

ひなたの感想・評価

4.3

角砂糖の食べ過ぎでフェイスラインにできるニキビ、それをコンシーラーでそっと隠す
ブロンコーラを飲む売り専の男の子たち
台所で爪を切る
信のために敷いてあげる布団の優しさ

人間っていいなの曲がすごく…

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りー

りーの感想・評価

4.0

1993年にこんな映画があったなんて。
私より年上世代に相米慎二がいたなら、私たち世代(よりもやっぱり上だけど背伸びしたい思いを込めて)には橋口亮輔がいたんだな。
「渚のシンドバッド」を見た時も思っ…

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これが橋口監督のデビュー作なんて、、、橋口監督の作品は全部大好き。
同性愛者の少年とそうではない少年、拒否もせず受け入れもせず、それを分かってるから逃げてしまう。本当に毎回毎回、切なく苦しい。「寂し…

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たぶ

たぶの感想・評価

3.5

かなり昔の作品で、ファッションなどはたしかに時代を感じさせるが、こういうなかなか表にでない世界の話って、今でも衝撃を与えてくれるし、人との係わりや感情のやりとりって、時代を越えて普遍なんだと感じさせ…

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売り専ゲイの少年達の青春モノ。1993年と時代はLGBTQ+映画には早すぎるが自身もゲイである橋口亮輔監督の長編デビュー作として生々しい感情が描かれている。主人公は来るモノ拒まずの博愛的スタンスでヤ…

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rumblefish

rumblefishの感想・評価

3.3

“自分のさみしさってさ、なんか自分だけのもんで人に分かってもらった気になってごまかすのって、なんか嫌じゃない?”
“そんなの格好つけてるだけだよ”
“じゃあ、それでもいいけど”

袴田吉彦と片岡礼子…

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