いやはや、ぐうの音も出ない名作でした。
小豆島にある小学校の分校に赴任した若い女教師・大石先生が12人のチビッコを受け持ち、そこから18年の歳月を描いた大作です。
戦前からはじまり、やがて…
つい最近、高峰秀子の「わたしの渡世日記上下」を読みました。
昭和を代表する女優で、天才子役の名を欲しいままに、幼児期から死ぬまで途切れる事なくご活躍され、演技も幅広く、一筋縄ではいかぬ家族の事で苦労…
週に一度昼に利用する蕎麦屋のBGMは唱歌だけ。何でそうしているのかは分からないけれど、今はすっかり慣れ親しんでしまった。『二十四の瞳』も数々の唱歌で彩られていて、でも、そこに製作者たちの核心があるよ…
>>続きを読む中盤まではホロライブがいなかった時代の貧しい娯楽の話だったが、ラスト30分(終戦後)からは泣きそうになった。高峰秀子、年齢の演じ分けしゅごい。これは反戦映画として、エンタメとして作られつつ観終わった…
>>続きを読むこの味わいはやはり戦前戦中戦後を過ごしてきた人たちにしか出せないだろうと思う。
思いの外子供達の歌う唄が多く、そこで時代の移ろいを表現するのも定石とはいえしっくりくる。
映画『二十四の瞳』がそうい…
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