かたときも留まらず常に"何かが起こっている"のを見つめるしかできないまま流転に巻き込まれていく演劇的な体験ができる。
これから始まりますよ!とスタッフが階段の下から大声で伝えるショットがなぜか忘れ…
『仮面(ペルソナ)』や『三人の女』の三番煎じにしちゃ2時間20分は長尺だな…なんて思っていたが、その終盤20分こそ全てだった。
作中で老齢を自虐していたが、今まで見た出演作の中ではジーナ・ローラン…
ジーナ・ローランズが美しい……
クロース・アップがとにかく過激で、注意の表現というよりは物質に接近するという意味合いで撮っている。最初から最後まで高熱のときに観る夢のようなグラグラとしたキャメラ・ワ…
ジーナ・ローランズの大熱演。
表情の表現力すごいな、心の不安定さをにじませる顔つきがあまりにも上手い。
体の老いを心が認められない状態の苦しさ、折り合いをつけられないときってしんどいんだろうなぁ。…
舞台に生きる苦悩も、歳を重ねることへの葛藤も今の私には分からなくて、「なんだこのオバサン」と思っていたんだけど、後半の劇中劇は現実と舞台の世界が少しずつ重なっていってそこで自由奔放に輝く彼女を見てな…
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