ローグ①
娘を亡くした夫婦の束の間の幸福を享受するようなセックスシーンは、その後待ち受けているであろう悲劇を嫌でも予感させられて余計に泣けてくる。あまりにも儚くてあまりにも美しい。こればっかりはエ…
このレビューはネタバレを含みます
ラストが衝撃的! 霊能力者のおばさんの迫力がすごい。ラストシーンで自分の気分が盛り上がっているのに、家のばあちゃんが現実のドアから入ってきて、画面のばばあとシンクロした。血が飛び散って、畳み掛けるよ…
>>続きを読む【仮象 読む果ての同質】
不気味だ…。
影とは実像が投げる本質の仮象であり予兆。 影が生む不穏が全体を覆うも 一向に見えぬ本質が恐慌を更に強めていく…。
構成的には[シーンに挿入する別シーン…
幼い娘を水難事故で亡くした夫婦が教会修復の仕事で閑散期のヴェネツィアを訪れる。そこで会った霊感のある中年女性2人組の、娘は見えないがそばにいるという言葉を信じる妻と、2人組をうさんくさく思いながら…
>>続きを読むこの映画を観てヴェネチアへ行って見たいと思った人って多いと思います。舞台は冬ですが、観光シーズンを過ぎ閑散とした冬のヴェネチア。本作を盛り上げる大きな要因の一つです。
プロローグがまた見事。雨上が…
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