不気味さの象徴として多様される赤、薄暗くジメッとした画面、急に入るフラッシュバック、思い描いた現実と愛の崩壊を象徴するようなガラスの割れる音などニコラス・ローグの天才的な撮影と演出が絶望を観客の脳裏…
>>続きを読む鏡、水面、赤と青。
どうすることも出来ないような「嫌な感じ」が漂って、運命的な死を暗示させるのがうまい。
中盤の運河での重要なシーンはあまりにセンセーショナルでこちら側にも何かを予感させたし素直に…
娘を水死させてしまった夫婦が教会の修復作業の仕事でヴェネツィアへ行き、ホラーでオカルトな体験をする、という話です。
繰り返される水のイメージが素敵な作品です。
喪失感や贖罪の意識、死の予感とかで…
普通に面白かったので是非見てほしい良作サスペンス。ねっとりとした暗い水や滴り落ちる油、うつくしいロケーション。浮き上がるような鮮烈な赤のイメージ。ビジュアルも含め心情を描いた映像表現が多彩で綺麗。そ…
>>続きを読む終始薄気味悪い印象の要所要所に差し込まれる断片的なイメージやシーンがラストで結びつく、一見取っつきにくい構造も含めて解説なども踏まえると二度三度と観たくなる作品。
衝撃的な結末と濃厚な濡れ場がよく…
目を離しているうちに、赤いカッパを着た娘が池に落ちてしまい溺死。数ヶ月後、教会修復の仕事のためベニスに来た主人公夫妻。偶然、霊能力者に出会い、夫妻の近くに赤いカッパを着た少女が見えること、その少女が…
>>続きを読む恐怖を煽られるのがキライで観ないので耐性がないとはいえ、恐くて恐くて頭痛と吐気でダウンする。カットバックで不安のイメージの奔流。話はどんよりした水の迷宮ヴェニスで迷うだけなんですが、恐いんだ。話とイ…
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