若い頃にありがちな無鉄砲の引き伸ばし。だからこそ掴めるかもしれない貴重な感触。虚偽の社会と薄汚い上位者。それを跡形もなく破壊する暴力。
そんなことで変革がなされるはずがない。砂に塗れて行為に及ぶの…
【不毛なる実存】
ミケランジェロ・アントニオーニ監督×マーク・フレチェット主演の1970年の作品
〈あらすじ〉
学生集会に背を向け、警官隊に拳銃を向けた青年マークは、飛行機を盗んでロサンゼルスか…
学生運動の盛んな時代にロサンゼルスの消費社会を批判する本作。時代背景への理解が足りずコアの部分が終始ぼんやりしてしまったものの、資本主義や広告が牛耳る社会構造や、暴力や弾圧(冒頭の“声が大きく過激な…
>>続きを読む取り急ぎ一言、いいもの見た。やっぱり、アントニオーニはいいな。久しぶりに、映画を見た気がするわ。これぞ、映画だよ。
あ、劇場のスクリーンで見なければ、意味がない映画だった。『砂丘』は映画だから劇場…
【資本主義のルールから外れた場所で可視化された生きる人間の欲望と空虚】
■みどころ
大傑作!800本目は砂丘です。
映画の面白さを体感する作品に出会えました。
アメリカの繁栄と不信感と課されるルー…
たぶん本作は初鑑賞。難解なアント二オーニ監督作品の中では最もわかりやすい。ネタバレはしないが衝撃作でサプライズがあった。あらためて劇場でみてよかったって思った次第。
MGM三部作のひとつで、他の作…
ヨーロッパの監督が見た当時のアメリカ社会は、今になってより強いメッセージ性を帯びる。氾濫する看板は資本主義そのもの。
映画的で芸術が爆発してるなと思ってたら最後、物理的に本当に爆発したからなんかたま…
このレビューはネタバレを含みます
今までで一番メッセージ性のある爆発だなって感じた。
全部に名前があってどこに行っても看板とかロゴがあって理想の生活も用意されてて、人間の手がついてないところが何もないなって思ってたから、だよね…!が…
文明の終焉を、この世で最も美しく爆破する。砂塵に消えた、残酷で瑞々しい叛逆の記憶。
アントニオーニが1970年のアメリカを冷徹かつ詩的な視線で切り取った、サイケデリック・ロードムービー。デス・ヴァレ…
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