「人間の言葉では私の恐怖は表現できない」とは、ワルシャワのゲットーでの蜂起に参加した戦士の言葉ですが、残念な事にこれができないことには、歴史は忘れられ、風化してしまいます。
例えば『夜と霧』のように…
ポーランドはクラクフ、アウシュヴィッツ・ビルケナウへ行くことを中心に予定を立てたポーランド・ドイツ旅行の入り口、シベリア鉄道の中で4日間かけて見た。
ナチスのホロコーストに関して、今ではたくさんの資…
ホロコーストの研究の一環として。とても採点できる作品ではなかった。
ホロコーストの体験者から残酷な真実が語られるためそれを体験したことのない私たちは想像を膨らませることしかできない。
だがそうあ…
2015/2/22
音楽もアーカイブ映像も再現映像もなく、当時の関係者へのインタビューだけで構成。観る側に必要なのは、語られることを具現化する想像力のみ。収容所から生還したユダヤ人、収容所の元ナチス…
あまりよくない見方だろうけど分割して見た。正直、映画として見たときに面白かったのは4枚中のディスク1に該当する第1期パート1のみ。音と映像が表象しうることの限界を見据えた上でこのような制限を設け…
>>続きを読む授業にて。虐殺の写真、映像は出てこない。ただ淡々と実際に強制収容所を経験した人々が重い口を開いて証言するのを捉えている。
だけどどんな再現ビデオよりも現実味があって身の毛がよだつ。これを観たらショア…
ナチスの絶滅収容所を題材としたドキュメンタリー。
BGMもなく、当時それに関わった被害者、加害者、第三者のインタビューのみで構成されている。9時間もの長尺で淡々とした作風だがその内容はどのホラー映画…
ユダヤ虐殺から奇跡的に生き残った人物を中心にインタビューを行ったドキュメンタリー
どこも景色は美しく、静かで、当時の痕跡がないこととは対照的にインタビューを受ける人の記憶はかなり鮮明であること、そ…