六つの心の作品情報・感想・評価

「六つの心」に投稿された感想・評価

~自分と他人の間には常に【壁】がある~

人間って、この作品の6人と同じくらいそれぞれいろいろな面を持ってて複雑かもしれないなぁと思いました。自分が他人についてわかっていることなんてほんの少しだけ、ましてや100%理解するなんてありえないし、逆に100%理解してもらうこともありえないな、としみじみ思いました。
だからさらに人と人との関係も思い通りにいくことなんてほぼ不可能なんだよねと。
でも、最初からそういうものだと思っていたら、少し心がホッとするのも事実で…他人とつながることをいろいろ考えさせられる作品でした。
数年前にDVD鑑賞したのだが、つくりもの感がものすごくて最後まで観れなかった。苦痛だった。
どんな映画でも最低限の礼儀として早送りせず最後まで観ることをポリシーとしていた私にとってそのことがショックだった。
再考の余地あらんや。
レネは好きだ。マイイケル・ウィンターボトムの「ひかりのまち」にも似たしっとりとした味わいの作品。
アラン・レネ監督作はドキュメンタリー「夜と霧」以来2作目の鑑賞。初期作のイメージから重苦しい作風という先入観を抱いていたが、色鮮やかな映像にややびっくり。

ほんの少しのタイミングのズレや誤解で好転しそうな状況が消滅するあたりはハリウッドの対極。フランス映画特有の難解さは無く、ラストは軽妙さすら感じる。巨匠が肩の力を抜いて撮った娯楽作に感じた。
レンタルDVD
これ、雪は夜更け過ぎにカエルへと変わるんじゃないかって不安にもかられましたが、とにかく撮影が素晴らしいです。
薄口の群像劇かと思うと、やたら年の離れた兄妹がエロビデオを観た観ないで口論になったり、気味の悪いVHSを配る思わせぶりなババアが昼も夜も働いてたりとか、ピントの狂った作劇もあるにはあるんで、なんだかなと首をかしげつつも、そこは雪のヴェールで包まれた謎ということでチャンチャン。
manekikumi

manekikumiの感想・評価

4.5
寄り添っているようで、心の扉は何重にもあって開けるたびに傷つく事を大人は知っている。
優生

優生の感想・評価

2.3
【字幕】

過去鑑賞しました。
フランス映画に興味を持ち始めた時期に鑑賞!!!!

だからでしょうか?




とても…パニック!!笑

言葉の言い回しが遠回り過ぎてよく分からなくなりました。
会話なのこれ?とか思ったり…。

慣れた頃にED…

これを見た頃はフランス映画はお洒落な映画なんて思いませんでした。笑

もう少し頭が良くなってから見たいです。
C

Cの感想・評価

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部屋の壁、職場のしきり、バーカウンターの目隠しとなるカーテン。ひととひととの関わり合う中で、これらの「壁」がとても印象的に目にうつるように、この物語の中でも他者との間に確実に存在する「壁」を感じてしまう。たとえ身の上話はしても、その話の核となる部分まで語られることはなく、そのことは他者との間の距離感をどうしても感じさせる。ひととひととはどうしたって他人同士で、どうしたって孤独なものなのかもしれない。でもそんなの悲しくも寂しくもない、だってそれが人生だから。繋がりそうで繋がらない六つの心でした。
Rily

Rilyの感想・評価

4.0
身につまされる。比較的大人向けのビターなストーリーで、わりと自分好みの映画だった。冬のパリを舞台にした六人の群像劇です。表面上はそれとなく人と接するものの、本当は孤独や寂しさを抱えた登場人物たち。同じ空間にいても心が通わない、通わせたいのに通わない。終わり方も意外だったせいか、じわじわ効いてくる。…いい。
BF

BFの感想・評価

3.6
おっきな世界の中に、小さな世界がたくさんある。その小さな世界での小さな交わりが、雪が降り積もるように少しずつ変化を帯びて、交わっていく。

人との交わりに微かな笑みや暖かさを感じる一方で、1人になった時にその反面、佗しい気持ちを抱えることもある。

「自分は自分でしかない」
そのはずなのに、自分でどの自分が本当なのか分からない瞬間が誰にでもあると思う。
親と接する時、恋人、同僚…それぞれに見せる顔があって、見せたくない顔がある。
全部引っくるめて「自分」なのかもしれないけれど、この映画ではそんな曖昧な存在を暖かく描写していたように思う。

ちょっと切ない、大人群像映画。
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