自分的には想像よりもわかりやすかったかも。
それぞれにそれぞれの自分と向き合うべき問題があって、青春だった。けど、自分が見てきた青春映画と一つ違うのが、彼らの年齢。もっと早い段階で気づき、向き合う…
イタリアの田舎町、30歳前後で失業中の5人組の男たちの話。
同じ時期に他のイタリア映画が描いていた現実の困難とも違うしフェリーニ自身の後の『甘い生活』の退廃的な感覚とも違って、その中間のような、悲…
「青春映画」は青春の時に観るのが一番だなあと再確認。ファウストとその共依存サンドラへのイラつきやばい。なまじ実家が太いだけに働かず労働者をバカにする若者どもよ。現代的な感覚から見て古すぎる要素が多く…
>>続きを読むフェリーニは、わかりやすくまっすぐな道か、シュールなオーケストラリハーサルだけでそれ以外のアマルコルドも8二分の一も甘い生活もピンと来なかった。てか、楽しみ方がわからなかった。今回もその不安を抱えて…
>>続きを読む・不気味に現れる階段
・夜道を歩く5人が空間を広がらせる(弧を描いて広場を歩く、空き缶を5人で蹴る)
・思索は孤独な作業
・お祭りと終わりの哀愁、死んだように横たわる二階席の人々
・はじめ人の顔が多…
これ、好きな感じがたくさん詰まってた。5人組の若造のエネルギー有り余ってる感じとか、葛藤とか、だらしなさとか。こういう作品は好き。しかも決まってエンドは主人公じゃないような子が主人公になり得る瞬間と…
>>続きを読む© RIZZOLI 1953