今日はウェルメイドなドラマ(例えば爽やかな青春映画とか)を観たい気分だったのだが、Filmarksのある方のある作品へのレビューでフェリーニの『8 1/2』に触れていたのをみて、突発的に(ある意味で…
>>続きを読む女とサーカスとキリスト教大好きフェリーニの真骨頂。
四面楚歌な主人公の妄想と現実が混濁した先にあるのは壮大な現実逃避と身勝手すぎる自己完結やん
デビッドリンチがフェイバリットにあげるのも納得だし…
このレビューはネタバレを含みます
・夢と現実と回想がごっちゃごちゃで自分がどこにいるのか現在位置がわからなくなる感覚、そしてラストのサーカスではかっこ悪くて情けない自分を楽しく受け入れるという感覚(果たしてこれがあっている解釈なのか…
>>続きを読む本人にとっては、とてつもなく切実なことが具体的になればなるほどに、他人にとっては関心の対象外になっていく原理は、うなされて目覚めたばかりの悪夢を誰かに話す体験からもよく分かる。
そのことを少し寂し…