〖1940年代映画:小説実写映画化:人間ドラマ:松竹:ATB:日本名作映画集〗
1949年製作で、広津和郎の小説『父と娘』を実写映画化で、小津安二郎監督による『紀子三部作』の第1作にあたる人間ドラマ…
原節子だけ演技力が飛び抜けてたからすごくアンバランスに感じた
子を想う親の哀愁に満ちた表情を映して終わるのが『一人息子』に通じる
女性の心情をとことん丁寧に描いているけど、娘→父の感情が理解できなす…
新婚の私にばり響いた言葉↓
そりゃあ結婚したって初めから幸せじゃないかもしれないさ
結婚したらいきなり幸せになれるって考え方がむしろ間違ってるんだよ
幸せは待ってるもんじゃなくて
やっぱり自分たち…
いやー上手い。上手いしあたたかい気持ちにさせてもらったんだけどさ、この全世代の男の古臭い理想をコッテコテに固めたようなヒロインにはやっぱ違和感を感じるよ。
こんな美人なのに男っ気なくて気立も良く一途…
「娘は、せっかく育てると嫁にやるんだから。
嫁にいかなきゃ行かないで心配なるし」
お父さん…
切ないねー。
小津さんが描く家族像って
やっぱりあったかいし
どこでもあるような話が
深く感じるんだ。…