大学教授のイエス?
はじめに
小津安二郎は、公的領域におけるイエスを描いた『シヴィリゼーション』(1916)を観て映画監督を志したということを起点に、これまで『生れてはみたけれど』(1932)…
原節子様お綺麗。
ハッキリした洋風の顔立ちに楚々とした仕草や言葉遣い。この方は日本映画史最高の美女だと思っている。
しかしレストア版なのにセリフが聞き取れない。字幕で鑑賞。
「まァ」とか「とッても…
小津安二郎の名作としてよく取り上げられる作品
これまで見た小津作品で一番わかりやすかったかも(慣れてきたからなのか?)
昭和24年のおそらく現代劇。父娘家庭の娘がお見合いをグズる話。
若い人だと…
一月ラストは小津作品。
笠智衆さんが観たくていろいろ探していたらタイムリーに原節子さんも出でいたこの作品に。
妻を亡くし娘のノリコと2人で暮らす父は、娘の結婚を案じており、縁談など話を持ってくる…
なかなか嫁がない娘をなんとか嫁がせようとする父親の奮闘記。
いま観ると家父長制や父と娘の怪しい関係性など時代的に「?」となってしまうがそれでも名作であることに変わりはない。
縦と横の線が覆い尽…
これはもう最高です。 大好きな映画が増えました! 自分も今一人親、結婚適齢期(かなり越えてるけど笑)でもう入り込みました。
親の心子知らず、子の心の親知らず。
お見合い相手を気に入ってて友達には嬉し…
[父と娘を巡る大きな喪失感]
父である笠智衆の周吉が、再婚すると嘘をついて娘である原節子の紀子を結婚に踏み切らせようとする場面が圧巻。それを聞いた時の原節子の怒りの表情が、凄まじかった。
…
監督・小津安二郎、脚本は監督と野田高悟の共同執筆によって製作された1949年の日本映画
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結婚する娘と父を初めて描き、原節子と初めてコンビを組み、野田高悟との共同執筆など、戦後の小津映画のスタイル…