兎に角ハッタリとケレンで画面を彩ってお終いという身も蓋もなさ。他に何にも無いがそれはそれで映画の匂いが立ち込める瞬間もあるが、とはいえさすがに長すぎるとなってしまうのが五社英雄の限界。
まあでも黒…
昨日に続き勝プロ作品を。
こちらは、仲代達矢と石原裕次郎という大物を迎えての作品。さらに、三島由紀夫まで出てくるというサービスぷり。
幕末を舞台にした陰謀劇。歴史上の人物も多数出てきます。昨日の…
幕末の四大人斬りの一人、岡田以蔵。
主君に尽くした挙句に裏切られ、捨てられる。 そんな悲哀に満ちた彼の末路が描かれるわけだが、なんといっても脇を固める俳優陣が豪華。
仲代達也、三島由紀夫、石原裕次郎…
近年まで幻の映画だった、五社英雄監督の時代劇の一つです。スタッフも俳優もそれぞれに自分自身の代表作を持つ、個性の強い人しか居ません。食材ごとの味が濃すぎて飽和するってこういうことなんだと思います。三…
>>続きを読むこのような動乱期に、思想を持たない人間がこんな仕打ちをうけていいのか…。
瑞山から暗殺用の犬として密命を受け人を殺し続ける主人公・以蔵。人を殺して新しい時代が来るかと龍馬に諭され、とはいえ自分の頭を…
三島由紀夫目当てで鑑賞。やはりさすが。目が違う。しかしそこは五社英雄色が出ている。ケレン味たっぷりでどうも時間が長く感じられる。勝新や裕次郎、そして仲代達也など超名優を使いながらも、やはりねちょねち…
>>続きを読む「鬼の筆」を読んでいたら、
この作品名が出てきた。
…なので、懐かしくなって
久しぶりに鑑賞。
やっぱりよく出来てる。
以前は、監督や脚本家は
気にしてなかったわー。
原作の司馬遼太郎からク…
仲代達矢の武市半平太こええええ!!!
あの眼力やばすぎる。
三島最初の登場シーンからキレッキレ。
彼らのあまりにキリリとした風格が、勝新の岡田以蔵の野暮ったく愚直な田舎侍の雰囲気をかなり色濃く見せて…
欲望と葛藤しながらも、どこまでも愚直で垢抜けない田舎侍、そんな以蔵を勝新が見事に演じる。
天誅に置いてけぼりを喰らった以蔵が、慌てて駆けるシーンで、初めて劇中で音楽が流れた時のカタルシス。
邦画…