ビンを落として割り、グラスを投げて割る。爆撃で建物が破壊されていく。モノが壊れる様子で愛情も描けば死も描く。2時間強全力でタイトル回収を強烈なショットとアクションの積み重ねで行なっていく。とても凄い…
>>続きを読む冒頭とラストの戦場のシーンで、メロドラマの部分を挟む事で戦禍での愛の存在が強くなる。死と隣り合わせでも、未来に希望を持ち未来を描くことの尊さ。
ラストは恩を仇で返されたような形だったけど、彼らがした…
メロドラマにも関わらず、戦場の悲惨な血生臭さを隠すことなく描いていて素晴らしかった。愛と死が常に隣り合わせになっている戦時中にあって、彼らが愛を交わす瞬間には必ず死の匂いがする。その象徴としてのラス…
>>続きを読む1944独ソ戦線,雪埋まり死体,眼球凍結,ウォッカ,軍用ラジオ,自殺事故死報告,物資運び,廃街,ふくよか妻写真持ち男,女,警報,レストラン,歌,空襲,妻痩せ話,義眼男,爆撃,エリザベート再会.パセリ…
>>続きを読む爆撃を受けて瓦礫の山と化した街の描写が鮮烈。防空壕に逃げ込んだ人々をカメラが追うシーンが素晴らしく、多くを語らずとも戦時下を生きた人々の生々しい情感が伝わる。メロドラマとしてもよくできてるが、理不尽…
>>続きを読む反戦映画といってもダグラス・サークだけに相当、メロドラマ色が強い作品。正直、この監督に向いている題材かどうかはよく分からない。脚本がどっちつかずでバランスが悪い。🤷♂️
テクニカラーのケバケバし…
戦争を見逃すようなら神は存在するわけないと言うエルンストに教授は神は悪くない 戦争を始めた人間が責任を負うべきなんだと諭す
爆撃で焼ける家から彼女の大切な物を選ぶ選択
行く宛がなくなり同じ焼け跡で…
戦争もので、いつもの鮮やかなカラーは封印され、メロドラマ要素も少なめ。でも、まぎれもなく清く美しいダグラス・サークの描く反戦、反ナチス映画だった。原作は『西部戦線異状なし』のレマルクによるもの。
…
映画の冒頭と掉尾に置かれた、死のイメージを纏った前線のシーンが、一時帰還した兵士によってメロドラマの核を構成する銃後の生活と地続きとなり、手から零れ落ちて川面を流れゆく手紙のラストショットの刹那に愛…
>>続きを読む捻れなき恋愛映画
傑作です。やっぱり一番好きな監督かもしれない。
第二次大戦中、ドイツ兵の青年が3週間だけ独ソ戦線から帰郷する。空襲で荒廃した街で両親を探しながら、偶然出会った女性と恋に落ちるが…