溝口健二をして「天才」と言わしめた名匠清水宏の作品初鑑賞。鄙びた温泉地でひと夏を過ごす宿泊客の様子を人情味豊かに謳い上げる。太平洋戦争勃発前の庶民が織り成す人間模様を牧歌的に綴ったそのセンスが抜群。…
>>続きを読む襖を通して奥まで伸びる客室や、川に架けられた木の橋、屈み込んで泣く田中絹代に合わせるようにカメラが低いポジションになると奥から子供が駆けてきて呼びかけてくるショットなど、奥行きの使い方が冴えている。…
>>続きを読む"情緒が足の裏に突き刺さった"
大広間に襖を何枚も隔てることによって生まれる奥行き。ローアングルによる柔らかさ。手前では子どもがちゃぶ台で勉強をし、中間では女が服を畳み、奥では学者が本を読み、老人…
とくにあたりに何かがあるわけでもなく事件らしい事件が起こることもない山宿の宿泊客たちが過ごす暇な一夏をスケッチした映画ということでこれは日本版のバケーション映画、クレーマーの学者先生に戦々恐々の隣部…
>>続きを読む笠智衆も田中絹代も若い。笠智衆が倒れたところで傘を投げて駆け寄る田中絹代の傘の動き。移動撮影のカメラの軽さは言わずもがな。襖で隔てられた奥行きのある画面も好き。
コマ飛びがかなりある。
笠智衆はか…
夏の温泉宿に人が集まり、少し増え、そして去っていく。
だいぶヴァカンスムービーだった。
夏が終わりに向かう寂しさがちゃんと香る、すごく好きなタイプのヴァカンスムービー。
画もとても美しいし、キャラも…
Vegynの来日公演行く前にずっと観たかったやつお家で見た
笠智衆めっちゃ若い!
子どもたちの瑞々しさと繰り返されるギャグで軽妙な雰囲気と思いきや、しっとり切ないラストにグッとくる
Vegynさ…
清水宏監督の「按摩と女」(1938)に次ぐ温泉地映画。井伏鱒二の短編「四つの浴槽」(1938:後に「かんざし」に改題)を映画化。主演:田中絹代(当時32歳)笠智衆(当時37歳)。
東京の女である恵…