全く“イミフ”なタイトル・・・でも、むしろ自分は中身を知らなくても、ヘンテコなタイトルの作品には飛びつくようにしています
これまでの経験で、意外性があったり、思わぬ拾い物(失礼)だったり・・・からで…
同じくコンラッドの『闇の奥』を下敷きにした「地獄の黙示録」は言わずもがな、西洋人が未開の地に踏み入っていくというモチーフは「食人族」を思い出す。スリランカで撮影されたようで、現地の風景が生々しく、荒…
>>続きを読むそこはかとない『地獄の黙示録』感に納得。コンラッドの海洋ピカレスク・ロマンを原作にした、キャロル・リード監督によるトップ・オブ・南国フィルム・ノワール(?)です。
登場人物、全員悪人!
クズ男の主…
キャロル・リード監督作。
イギリスの作家:ジョゼフ・コンラッドによる1896年発表の同名小説を名匠:キャロル・リードが映画化した冒険サスペンスです。
素行の悪さが原因で会社を解雇された男:ウィレ…
世界の主役は白人であり、"野蛮人"に与する者は身を窶して然るべきだ、という傲慢な思想は時代がゆえか。娘の名しか口にしない酋長、無言で船長を見遣るだけの老女たち、そして土砂降りの中うなだれるアイサ。ト…
>>続きを読むジョセフ・コンラッド原作らしく大自然の狂気に呑み込まれていく男の闇を、キャロル・リード監督が(今では撮る事が難しい)明確な白人至上主義の視点で貫き、男の屈折した心の闇を抉り出すように映し出す。南島の…
>>続きを読むクズがアジアの奥地でさらに堕ちてゆくのかこの梅雨の湿度とともに、じんわりくる。豚野郎からのチャーシュー巻きみたいなハンモックの火炙りの刑つら。
ラストの土砂降りのなかのいちばん辛い扱いが効いてる。現…
人を欺く者の末路って事で、結構激しく転落する。ジョセフ・コンラッドの『闇の奥』(地獄の黙示録)的密林を舞台に落ちて行く筋で通ずるものがある。裏切り者への怒りを通り越した時の冷酷な対応ってのは、お仕置…
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