ずいぶん昔に観て内容をほとんど忘れてしまったので改めて鑑賞。嘘で塗り固められたような大人の世界に翻弄されるフィリップがかわいそうになる。敬愛するベインズを助けたい一心のフィリップの証言が逆にベインズ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ほんとにムカつくこのガキ。大使の息子で、ズカズカと大人の会話に踏み込み、わがままで、余計なことばかりする子供。ヒステリックな女房に嫌気が刺して若いタイピストと不倫する大使館の秘書官。女房と別れてちゃ…
>>続きを読む大使館職員のベインズが主役です。
ある事件の容疑者扱いされます。
供述がよれよれのめろめろだからです。
嘘をつくから、そんなことになってしまいます。
もう1人の主役のフィリップ(大使の息子)もひと…
【第9回ヴェネツィア映画祭 脚本賞】
『第三の男』キャロル・リード監督のサスペンス映画。原作者グレアム・グリーンが自ら脚色している。ヴェネツィア映画祭で脚本賞に輝いたほか、英国アカデミー賞で英国作品…
「第三の男」でお馴染みのグラハム・グリーンの短篇小説を基にした作品。少年フェリペは仲良し執事の殺人現場を目撃する。しかしそれは少年の思い込みで、実際は事故。しかしその少年の証言で無実の執事を追い込ん…
>>続きを読むキャロル・リード監督作。
英国の小説家:グレアム・グリーンの短編小説「地下室」を巨匠キャロル・リードが映画化したもので、執事夫人の転落死を巡る心理サスペンスです。助監督にガイ・ハミルトンのクレジッ…
無垢の要素と旧約の蛇みたいな要素を合わせ持つ子供で、引っ掻き回すだけ回して面白い。本人は至っては真面目にやってるつもりの末に、狼少年認定され大人が子供に目線を合わせなくなるってとこまで実に良く出来て…
>>続きを読む邸宅を舞台に、フェリッペの家族や執事達の人間関係をテンポ良く描いていて、次に何が起こるのかを予想できない面白さがある。
大人同士のいざこざの間に子どもを挟むだけでシリアスなドラマもコメディになるし、…