今村昌平終わりの始まり。
古巣・日活の後輩らが撮ったロマンポルノや、自身が60年代に撮ったプログラムピクチャーの方がよほどエネルギッシュだった。
「ええじゃないか」のシーンなんて、『豚と軍艦』の終盤…
当時としては恐らく斬新も今日的には凡庸
あくまで主観的な面白いか面白くないかという低レベル観点では後者。
突飛ではあるが平板描写のエピソード羅列という感じで、劇中に最後まで引き込まれることなく冷め…
「それ吹け太夫」とか、幕末当時の雰囲気を感じられた気がしたし、革命的なことを庶民にやらせちゃいけないって薩長の人たちが言うのは考えさせられた。群馬県の山間の村で真面目にやってた泉谷しげるさんと桃井か…
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「世直し一揆」&「ええじゃないか」
東京・埼玉にまたがる巨大なオープンセット。
慶応二年(1866年)、夏→慶応三年(1867年)。
上野国(こうずけのくに)出身の源次(泉谷)、妻・イネ (桃井)。…
慶応2年
見世物小屋からスタート。
またも丹古母鬼馬二!
泉谷しげるがベビーフェイスだった衝撃。
桃井かおりは変わらな過ぎてSK-Ⅱ案件。
ラストのクライマックスはパンチあるけどそこ行くまでがちと長…
〖1980年代映画:時代劇映画〗
1981年製作で、幕末の民衆運動を題材に庶民を描いた時代劇映画らしい⁉️
お祭り騒ぎの感じで、幕末なんたらはあまり感じない。
ラストは、圧巻な作品でした。
202…
1983年7月3日、三鷹オスカーで鑑賞。
田中裕子が出演しているから観に行った。田中裕子は、お松という親に売られて女郎となる役どころ。
「またここへ売られてきちまったよ。おとっつあんは、親孝行だ…
政情不安定な世の中への不満を打ちこわしや一揆や世直しといったという形で噴出させた民衆を利用しようとする薩長や商人の姑息さも面白いが、やはりじわじわと疫病の如く日本列島を覆い尽くすラストの狂乱が良い。…
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