真空地帯の作品情報・感想・評価・動画配信

『真空地帯』に投稿された感想・評価

3.0

〖1950年代映画:小説実写映画化:戦争映画:新星映画:独立プロ名画特選〗
1952年製作で野間宏の小説『眞空地帯』を実写映画化らしい⁉️
日本軍隊生活を初めて描いた戦争映画の作品でした。

202…

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独立プロ、モノクロ、軍隊もの
出演者
木村功、加藤嘉、三島雅夫、利根はる恵、金子信雄
神田隆、下元勉、岡田英次、高原駿雄、花沢徳衛
佐野浅夫、竹内文夫、三島耕、西村晃、下條正巳、清村耕二

【内容】…

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軍隊でのいじめが昭和そのもの、理不尽と言うより狂ってる。
逆らえないものに対してのみ強い日本軍。
セミなんか高校の時にやらされたわ。

野間宏の原作を山形雄策が脚色、山本薩夫が監督した。原作に忠実な映画化をされている。「真空地帯」とは、暴力、私刑で支配する軍隊(社会)のこと。軍隊の理不尽な暴力を描いた作品は多いが、本作は主人公の心理…

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2年間の服役を終えて、部隊に戻ってきた木谷一等兵が、常に暴力で教育する理不尽な組織に抗うも、あえなく鎮圧され、どうしようもないやるせなさを感じる物語。
常にビンタ!ビンタ!ビンタ!のビンタ祭り。体罰…

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戦時中軍隊に入って騙されて刑務所に入れられ軍隊に戻ってきた男の話。
あのれんぞくビンタは殴る方も手が痛くなりそうだった😱

第二次大戦時における日本軍内務班内の腐敗と、
理不尽さを告発した力作。

監督の山本薩夫は自ら中国内務班に出征し、理不尽な暴力を受けていたということなので、この作品のリンチのシーンは凄みがある。

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明るい左翼山本薩夫監督の、原作者野間宏の戦争中の軍隊体験をを基にした、第四師団大阪歩兵聯隊の中隊内務班の内情暴露、今日の日本の官僚や会社組織にも通じる社会劇とも云うべき傑作。聯隊経理部の汚職と主導権…

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原作未読。軍隊への批判が個人的なルサンチマンとしてしか描かれていないので、木村功の迫真のエモーションみたいなものは確かにあるけど、だからこそ(?)全体としてはそこはかとないしょうもなさも感じ取ってし…

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神聖喜劇を読んでたときの内地の陸軍生活のイメージが補填された

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