20231020-255
2009年、カナダのケベック(フランス語圏)
1974年頃、中東
原題:Incendies
原作:『焼け焦げるたましい』ワジディ・ムアワッド
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
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☆☆.5
2025
某国なのか架空の国なのかの世界観があり、仕掛けに気づくのはイライラするぐらいストッパーだった兄。主人公は数学者という伏線がうまく回収された。
だいたいの謎は解決されていくけど看…
ジャンヌの母を探す旅と母ナワルの人生が交互に描かれるのだが、そのどちらもがとてもスリリング。
しかも、時折交わりながら徐々に露わになっていく母の人生が、壮絶としか言いようがない。
村の貧困、宗教的対…
内戦で死んだと聞かされていた父親に手紙を渡せという遺言を残されて困惑しているジャンヌに対して、「(父親が内戦で死んだと思っている)それは未知変数だ。未知変数から始めるな」という数学者のシーンがまずい…
>>続きを読むナワルとジャンヌが顔似てて、どっちの話をしてるのかわからなくなるタイミングがあったけど
めっちゃくちゃすごい話だったわ
1+1=1ってことがあるのか?って弟が言った後の、姉の驚嘆の声が耳に響いてる
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とても良いヘッドホンをいただいたので、名作と名高いこの作品を…
「決して全てを知れば良いというわけではない」「墓場まで持っていけば良いこともある」「真実に口を閉ざしてはならいない」…いろんな感情が…
遺言を最後まで聞くため、母の人生を振り返る。
徐々に不穏な空気になり、最後の1+1の数式ですべてが明かされる。
虚しく悲しい反面、手紙を渡せた事への安堵。
そして、その手紙の中身が兄妹たちと鑑賞者…
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